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患者満足度の高い医療で、地域の「脳の健康」を支える
<東京都三鷹市 みたか中村脳神経外科クリニック>

院長 中村正直先生 院長 中村正直先生

2008年5月にオープンしたみたか中村脳神経外科クリニックは、脳神経外科を中心とした外来専門のクリニックです。JR三鷹駅南口から徒歩1分という交通の便に恵まれた場所にあるクリニックは、CTやMRIをはじめ、基幹病院に引けを取らない充実した設備が完備されているため、認知症を含め脳に関連する疾患に広く対応できるのが大きな特徴です。

患者さんの脳に関する不安を解消したい、という想い

中村正直先生は、みたか中村脳神経外科クリニックを開院する前は、20年以上にわたり杏林大学に脳神経外科医として勤務していました。大学病院勤務時代は、地元のクリニックから患者さんの検査などを依頼されることがありましたが、設備やベッドの予約などの都合で、必ずしも迅速に患者さんの意向に応えることができないことにジレンマを感じていました。

脳神経外科を訪れる患者さんは、脳に関わる症状に対し不安を抱えています。そこで中村先生は「頭痛など、患者さんの脳に関する不安を少しでも早く解決し、より早く治療が開始できるお手伝いをしたい」という想いからクリニックを開院する決意を固めたそうです。

また、中村先生が脳神経外科クリニックを開業したのは、中村先生のお父様や後輩の影響もあったそうです。中村先生のお父様は、かつて神奈川県内で開業医として地元の患者さんの健康管理や治療を担っていました。その後、お父様が他界し、弟さんが跡を継ぐまでの間、中村先生も一時的にこのクリニックで診察を行っていました。そのとき、中村先生は「大病院で紹介された患者さんを待っているだけではなく、街のかかりつけ医として患者さんを診察することで、より病気の早期発見と早期治療につながり、患者さんの満足度も高くなるのでは」と思いました。

さらに、先に横浜市内に脳神経外科クリニックを開業した中村先生の後輩の話などから、脳神経外科医が街のかかりつけ医として患者さんと接すると、患者さんの満足度が高くなるだけでなく、必要に応じて患者さんを紹介する医療機関の先生方と、患者さんの症状や治療内容の伝達などの連携が取りやすく、より適切な治療を行いやすい、と中村先生は実感しました。そこで中村先生は「街の脳神経外科医として、患者さんの身近な存在となり、患者さんと基幹病院をつなぐ架け橋になりたいと思いました」と言います。

 

脳のかかりつけ医として身近な存在であり続けたい

日本では、脳神経外科は総合病院の診療科として設置されることが多く、脳神経外科を中心とした外来専門クリニックを開業するケースはあまり多くありません。しかし、中村先生が、脳神経外科を中心とした外来クリニックを開業したのは、「脳のかかりつけ医」として、頭痛やめまいをはじめ脳に関する症状を抱える患者さんの不安を早く解消したいと考えたからです。中村先生は、「患者さんの症状だけでなく、地域性などを考慮したうえで患者さんを診断できるのは、地元密着型のクリニックならでは」と言います。

また、中村先生は「街なかのクリニックは、大規模病院と異なり、患者さんと長い時間会話ができるのも大きなメリット」と言います。医療機関を訪れる患者さんやご家族は、病気に対して悩みや不安を抱えていることから、より早く多くの情報を得たい、と思っています。そんなニーズに応え、同クリニックでは、中村先生も副院長の藤井芳樹先生も、初診時は十分時間を取り、患者さんの症状や治療内容などについてわかりやすく説明する方針をとっています。同クリニックでは、初診再診を含め一人あたり平均約8分の診察時間をとっていますが、初診の場合は、検査や診察などを含めると少なくとも20分から30分の時間をとるそうです。

ただし、一人あたりの診察時間が長くなると、他の患者さんの待ち時間が長くなる傾向があります。そこで同クリニックでは混雑調査を実施して、混雑しやすい曜日や時間帯を割り出し、患者さんに情報提供をして待ち時間を減らす取り組みを行っています。しかし、こうした取り組みを行っても患者さんの待ち時間が長くなってしまうことがあるそうです。中村先生は「患者さんを長時間お待たせすることがあり申し訳ありませんが、私たちが時間をかけて丁寧に診察することで、患者さんが、より高い満足を得られる治療を提供したい」と言います。

 

認知症治療は、ご家族へのケアも不可欠

同クリニックは、脳神経外科と内科を標榜しているため、クリニックを訪れる患者さんは、頭痛、めまい、手足のしびれなど脳神経系の症状を訴える方が多いそうです。ただし、初診の患者さんのうち、毎日1~2人は認知症の心配を訴え、認知症に関する相談は、開院時から年々増えているそうです。

認知症治療を行うとき、中村先生は患者さんとの会話やご家族からの情報を大切にすることを心がけています。認知症の患者さん本人は、自覚症状が皆無であることも珍しくありませんが、ご家族に患者さんの様子を尋ねると、以前と異なる症状がみられることも度々あります。そこで中村先生は「患者さん本人の診察も大切ですが、ご家族の方にも患者さんの様子を伺うことで、認知症を診断する大きな手掛かりになることもあります」と言います。

同クリニックで行っている認知症の治療は、薬物治療が中心ですが、中村先生は患者さんの治療には、ご家族の協力も重要と考えています。そこで、ご家族に患者さんの症状などを伺うだけでなく、患者さんを看ている悩みなどを伺い、必要に応じてご家族の心のケアなども行っています。

 

さらなる患者満足度アップを目指し、今後の課題を追求する

中村先生は「当クリニックは脳神経外科を標榜しているため、オープン前は認知症の患者さんの相談はそれほど多くないだろうと思っていました。しかし、実際は予想よりも認知症患者さんが多く、年々増えています」と言います。そこで、今後は認知症患者さんのみを診察する「ものわすれ専門外来」の設置や、新たに臨床心理士を増員する必要があるかもしれないと考えているものの、現時点では諸事情から早期の実現は難しい状況です。

こうした現状について、中村先生は「街なかの脳神経外科医として患者さんと接しているうちに、当クリニックの今後の課題がみえてきたのだと思います。それを改善することで、今後患者さんの満足度がさらにアップするのではないかと思います」と言います。 中村先生は、今後も脳神経外科医として脳疾患の診察にあたりながら、認知症の患者さんに対しても、しっかり診察と治療を行うことが重要だと考えています。そのためには、今後施設の拡充や専門スタッフの増員などの課題もあるのが実情です。しかし、中村先生は「こうした課題を乗り越えることで、よりよい治療につながる」と今日も前向きな気持ちで、治療に取り組んでいます。

 

ひとりひとり脳の健康を保つことが、大勢の幸せにつながる

中村先生は、同クリニックを開業してから、脳を元気に健やかにキープすることに関心を持っている患者さんがすごく多い、と実感したそうです。さらに中村先生は、脳神経外科医の立場から「長寿社会である日本は、身体的な部分だけでなく、実は脳のことで悩んでいる方も多い」と言います。

そこで、内科や整形外科などが生活習慣病を予防するための取り組みを行っているのと同じように、今後は脳神経外科医も、患者さんの身近な存在として「脳の健康」に取り組む先生が増え、さらに情報を共有できるネットワークができれば、と考えているそうです。 さらに中村先生はこう言います。「そうすることで、よりよい治療につながり、最終的には患者さんがハッピーになるだけでなく、患者さんを看ているご家族の方もハッピーになるのだと思います」。

 

 

取材日:2011年8月24日
みたか中村脳神経外科クリニックの外観

みたか中村脳神経外科クリニック


〒181-0013
東京都三鷹市下連雀3-27-13 正栄ビル2F
TEL:0422-40-5070

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