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治る脳の病気の見極めと適切な認知症医療
<埼玉県越谷市 新世紀脳神経外科>

院長 坂口新先生 院長 坂口新先生

「認知症の症状で来院され、調べてみると治る脳の病気だった」。そんな患者さんを一人でも多く救い、認知症の確定診断がついた方に対しては、薬剤師と連携をとることで、より効果的な治療へと導いていく、新世紀脳神経外科。高磁場タイプの最新型MRIなどを駆使した素早い確定診断には定評があります。

治る病気をつきとめ、適切な治療へ

21世紀の幕開けとともに開業した、その名も「新世紀脳神経外科」。越谷・春日部といった埼玉県東部地域を支える専門病院であることは、外来患者数が1日100人を優に超えることと初診の患者さんの率が約3割と非常に高いことからも窺い知れます。

院長の坂口新先生は、国内のみならずシカゴ大学でも脳神経外科学を学び、30年以上、第一線で脳や神経の病気に携わってきました。「脳はもっとも人間らしさが表れる場所なので、興味深い。人間の心も脳が作り出すもの」と、脳神経外科を選んだきっかけを話し、「脳に関わる診療分野でずっと患者さんを診られることに、現在も喜びを感じています」と笑顔を向けます。

長年の臨床経験から「脳に関連する病気や障害を早期に正しく診断し、適切な治療へと導けるかどうかが、その後の患者さんの人生を変える」と感じていた坂口先生は、埼玉県東部に専門病院が少ない状況を鑑み、同院を立ち上げました。

認知症の疑いで来られる新規患者さんは1カ月 30人程度と非常に多く、いざ診断してみると、実は特発性正常圧水頭症や慢性硬膜下血腫など、治療で治る病気だったという場合も少なくありません。

「認知症の症状と似ている脳疾患を見極め、治療と予防をすること、どんなタイプの認知症かきちんと鑑別することに力を注いでいます。脳梗塞が多発することで生じやすくなる脳血管性認知症の予防にもつながります」(坂口先生)。

高磁場の最新型MRIなどで素早い診断

性格の変化や認知機能の低下など、表面に表れる症状が認知症と酷似している特発性正常圧水頭症、慢性硬膜下血腫との鑑別は、専門的に調べてみないと難しい場合もあります。

脳神経外科を選んだもう一つの理由として「現れた症状から病巣を推測するのは診断の醍醐味だと思った」と話す坂口先生は、認知症の診断においても、別の病巣が原因かどうかを注意深く見分けるため、初診時には必ず画像診断を行いますが、特に頭部MRIの冠状断像が有効です。

来院されるきっかけは「明らかに認知症の症状では...?」というご家族からの訴えがほとんどですが、確定診断のための最新型MRI・CTといった機器を取り揃え、来院されたその日のうちに画像をとります。

「なかには、ようやく重い腰を上げて来院された患者さんもいらっしゃるのに、後日画像を撮るために再び足を運んでもらうのは忍びないですから」と坂口先生は話します。

何より、今後の生活設計の方向づけと、ご家族に一刻でも早く患者さんへの接し方を理解してもらうためにも、即日で確定診断が出ることは、患者さんとご家族の双方にとって大きな意味があります。素早く的確な診断をする同院の評判は口コミで広がっていき、他院からの紹介も後を絶ちません。

「明らかに認知症だろうと思われていた患者さんが、当院で特発性正常圧水頭症だったことがわかり、水を抜く手術で治ったこともあります。そんなときは本当によかったと思いますね」(坂口先生)。

 

患者さんのプライドを尊重した言葉がけ

あらゆる検査を施し、他疾患との鑑別も行った結果、認知症と診断される場合も、少なくありません。高齢化と患者数の増加に伴い、その数は年々増加傾向にあります。

確定診断がついた際には、すぐに患者さんご本人に認知症であることを伝えず、「お困りの症状が抑えられるよう、治療を始めましょう」という表現をします。ご家族には患者さんの状況と治療について説明し、家族としての今後の接し方や心構え、場合によっては「早めに介護認定を受けた方がいい」といった手続きなども、専任看護師が詳細にアドバイスしていきます。

こういった言葉がけのときに一番配慮しているのが、患者さんに対しても、ご家族に対しても、プライドを尊重すること。同院スタッフすべてにこの姿勢を徹底し、一方的かつ事務的に伝えることはしません。それは、表情が急変したり、落ち込んだり、こちらの対応一つで相手の心を左右してしまうことがわかっているからです。

「同じことを伝えても、その方の性格や置かれている状況によって、受け止め方が違う。積極的な治療につなげていくには、相手のプライドを尊重し、相手を理解しながらコミュニケーションするようにしています」と言います。そのため、坂口先生もスタッフも、患者さんの表情とお考えをなるべく読み取るように心掛けています。

「外科的な治療で治る脳の病気だと問題ないのですが、そうでない場合は、つらい気持ちにさせてしまうこともありますから。それでもお伝えするべきだと判断したときは、患者さんやご家族の気持ちに配慮した言葉がけや告知方法を常に考えています」(坂口先生)。

薬剤師と連携、よりよい薬剤選択にも尽力

治せる脳疾患もある中、認知症は「現時点では根治が難しい疾患ですが、進行を遅らせることは可能。いかに症状を軽くしてあげられるか、スタッフとともに取り組んでいます」(坂口先生)。

その取り組みの中心にあるのが、薬物療法です。

ほとんどの患者さんが利用する病院正面にある薬局の薬剤師と密に連携をとることで、薬剤師も処方の意図を理解しているといいます。

新たに薬剤を採用する際には合同説明会を開いてともに勉強し、実際に投薬した場合には、患者さんの服薬状況からその効果まで、あらゆる情報を交換し合い、よりよい薬剤選択へと結びつけています。

「認知症は選べる薬剤が増え、ある程度の効果がみられたことも、積極的に認知症患者さんを診ていく契機になりましたね」(坂口先生)。

かつて一世を風靡したアメリカの人気テレビドラマで脳外科医の主人公に憧れをもっていたことも、後に脳神経外科の道を選ぶ「きっかけの一端くらいになったかも・・・」と照れ笑いをする坂口先生。

歯に衣着せず、時として患者とも衝突する主人公とは違い、何より患者さんの気持ちを尊重し、伝わりやすい言葉を選び、おだやかな眼差しで相手を見つめる坂口先生を慕って来院される患者さんは増加の一途をたどっています。

「とにかく治せる疾患をきちんと見極め、早く治して、一日でも長く元気に生産活動・社会活動を続けさせてあげたい。認知症かどうかを私たち専門医がしっかりと鑑別し、認知症であった場合には、とことんケアと治療を続け、おだやかな日々をすごしていただけるようにスタッフとともに努力するだけです」(坂口先生)。

 

 

取材日:2013年3月28日
新世紀脳神経外科の外観

新世紀脳神経外科


〒343-0003
埼玉県越谷市船渡117-1
TEL:048-971-3366

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