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医療機関は幸せになれる場所。早期治療で進行を防ぐ
<埼玉県越谷市 医療法人健身会 南越谷健身会クリニック>

健身会 理事長 南越谷健身会クリニック 院長 周東寛先生 健身会 理事長
南越谷健身会クリニック 院長 周東寛先生

南越谷健身会クリニックの周東寛先生は、早期のアルツハイマー型認知症の診断をサポートするシステムを導入し、認知症の早期発見・早期治療を重視する一方、予防医学にも力を入れ、講演、書籍、音楽とさまざまな形で啓発活動に取り組んでいます。

 

医療設備を整え早期診断を実現、予防医学にも尽力する

埼玉県の南東、東京のベッドタウンでもある越谷市の中心市街地にある南越谷健身会クリニック。院長である周東寛先生は、1986年に市内で駅ビル医院「せんげん台」を開院しました。その後、お父様の開院した大袋医院を統合し、1990年に医療法人健身会を設立、2003年に同クリニックを開設しました。内科医として専門分野はもちろん、整形外科、泌尿器科など数多くの診療科に精通しています。治療のかたわら、獨協医科大学越谷病院では糖尿病に関する非常勤講師を務め、健康増進には動脈硬化や骨粗しょう症の予防も重要であるとして、講演活動や数々の著書のほか、メディアへの出演などで健康づくりの大切さを訴えています。

周東先生は、呼吸器を専門としているため、「認知症治療を始めたのは、開業して総合内科医として様々な患者さんに接する機会が増えてからです」と語ります。患者さんの受け答えの仕方が短期間で大きく変化し、検査をしてみると初期の認知症であることがわかりました。

「ご家族は仕事のため、患者さんは日中一人で過ごす時間が増えています。核家族化する社会の中で、独居であったり、日中一人で過ごす高齢者が増え、認知症患者さんも増えていくと感じ、認知症への見識を深めるようになりました」(周東先生)。

周東先生は、がん遺伝子検査Can Tect検査で発がんリスクを調べ、治療に免疫療法を取り入れたりと、がんの予防・治療にも注力してきました。それと同じように、認知症の早期診断と早期治療のために、MRI装置を利用するVSRAD(早期アルツハイマー型認知症診断支援システム)を導入し、問診やMRI画像の目視だけでは診断が難しかったアルツハイマー型認知症の早期診断を可能にしました。

 

早期発見・治療に加え、進行防止・健康増進のための助言も

「当クリニックは、クリニックでありながら診療科が充実していることが一つの特徴です」と語るのは、事務局長兼管理薬剤師である深尾明伸先生。

「院長の周東先生は、呼吸器、アレルギー、内分泌などを中心に総合診療内科全般を担当。専門外の外来は大学病院の医師が担当し、神経内科、脳神経外科、整形外科、形成外科、皮膚科、乳腺外科、内分泌内科、消化器外科、消化器内科、いびき外来などと多岐にわたった診療体制を構築しています。認知症治療には、周東先生と大学病院から派遣される神経内科の先生が担当しています」(深尾先生)。

周東先生は、言動に何ら問題がない患者さんでも、MRIで脳の萎縮が明らかだと、数年後には認知症を発症していると指摘します。症状があまり現れていなくても、「認知症になる前の予備軍から治療を行うべき」と早期発見・早期治療の大切さを強調します。

「今はいい薬があるので、それを使って治療していきます。そして、症状が進行しないよう、患者さんには、栄養バランスのいい食事をとること、アルコールをやめることなどの健康指導を行っています。ご家族には、会話を増やすようアドバイスします。『おかげでよくなった』というクチコミで患者さんが増え続けています」(周東先生)。

受付 今野明子さん 受付 今野明子さん

早期発見・早期治療に努める周東先生に応えるように、スタッフもそれぞれの持ち場で責務を果たします。受付で患者さんを迎え、そして見送る立場にいる今野明子さんは、受付業務のなかから患者さんの変化を感じとれるようアンテナを張り巡らせています。

「同じ話を繰り返す患者さんや、いつも保険証を忘れてきたり、まだ残っているはずの薬がないと訴えられる患者さんなど、少しでも気になることがあれば看護師に伝えています」(今野さん)。

かすかな異変を見逃さない、そして他職種と連携を心がけるというスタッフの姿勢も、同クリニックの早期発見・早期治療を支えています。

 

あたたかみのある会話と笑顔でコミュニケーションを図る

「患者さんが『また会いたい』と思う医療人でありたい」と語る周東先生の口調は軽妙です。会話のなかにダジャレやジョークを取り入れるのも「それを理解して笑ってくれるか、合わせて返してくれるかなどの反応を見ることができるからです。MRIだけでなく、こういった会話も診察の一つなのです」と説明し、朗らかに笑います。

同クリニックでは、笑顔で患者さんに対応することを理念の一つとして掲げています。その理念やポリシーについてスタッフに対して「『指導』するのではなく、共通の見解を持ちましょうと『お願い』しています」と周東先生は語り、患者さんとのコミュニケーションの大切さ、挨拶や礼儀作法の大切さを伝えているといいます。

看護師 村松久美子さん 看護師 村松久美子さん

周東先生の考えはスタッフに浸透しており、看護師の村松久美子さんも、時には冗談も交えながら患者さんに話しかけ、笑顔でコミュニケーションをとるよう心がけています。

「患者さんが置かれている状況や抱えている疑問は、いろいろ話をしないと出てきません。患者さんが打ち解けて話せるように、場合によっては私の家族の話などをして、距離を縮め、こちらから心を開くようにしています」(村松さん)。

 

事務的な検査ではなく、安全・安心に配慮してサポート

同クリニックは人間ドックを併設し、認知症検査のためのVSRADをはじめ、MRI、CT、MMGなど最新の医療機器を備えています。VSRADという先端のシステムを取り入れ、検査体制が充実していることから、外部医療機関からの依頼で検査に訪れる患者さんも急増していますと事務局長の深尾先生は話します。検査を担当する放射線技師のスタッフたちもまた、そうした患者さんへの気配りを見せます。

診療放射線技師長 永山龍之介さん 診療放射線技師長 永山龍之介さん
臨床検査技師長 辻将治さん 臨床検査技師長 辻将治さん
検査室受付 山崎晃子さん 検査室受付 山崎晃子さん

主にMRIを担当する放射線技師の永山龍之介さんは、認知症が進行した患者さんが検査を受ける場合、安全に検査が実施できるようご家族にしっかり問診し、患者さんの状況によっては検査時間を短縮するなど臨機応変に対応しています。「症状が進行して、ふるえがあったり、歩行が困難な患者さんには、転ばないよう私たちが補助に入って支えます」と事務的に検査するのではなく、患者さんやご家族の立場に立ったサポートを行っています。

心電図検査などを担当する臨床検査技師の辻将治さんも「病院に来て怪我をするのがいちばんよくないですから」とうなずきながら、「患者さんは様々な不安を感じていると思いますので、声かけや説明などで緊張を解くよう心がけています」と不安を安心に変える配慮を語ります。

検査室の受付を担当する山崎晃子さんは、診察から検査まで数日の期間が空くことから、患者さんが予約を忘れないように、手書きで検査についての注意事項を作り、手渡すようにしています。

「検査時にそのメモを『持ってきたよ』と見せてくれる患者さんもいます。話をするときに名前を呼ぶことで、覚えていてくれたと喜んでくれる患者さんもいます。そういった積み重ねで不安が少しでも軽くなればと思います。周東先生が予防医学をうたうなかで、医療の専門職でない私は、体のケアはできなくても心のケアができれば」(山崎さん)。

 

さらに設備を充実させて医療の提供を

予防医学に力を入れ、講演会や数多くの著書で健康増進と生活習慣病予防についての提案をするなど、幅広い活動を行っている周東先生ですが、アドバイスを歌に盛り込み、自ら歌って動画配信もするなど工夫をされています。

「カラオケ療法も認知症の予防に効果的です。歌詞を丸暗記するのが脳の活性化につながりますし、“ステージにあがって歌うという”目標ができたり、異性とデュエットもできるので気持ちも若返るようです。いつも、趣味を持ちなさい、目標を持ちなさいと話しています」(周東先生)。

そんな周東先生は、「私たちは幸せになれる場所を提供していると考えています。現在も最先端の設備を整えていますが、より多くの患者さんを幸せにするために、今後さらに設備のレベルを高めていきたい」と抱負を語ります。

「病気にならないため、進行しないための指導と同時に、進行した人はどうしたらいいかということも考えています。末期がんの患者さんもたくさん受診されていますし、ここに来れば幸せな気持ちになれるような健康道場、いわばホスピスを作りたいと思っています。そのためのスタッフも育てていきたいですね」(周東先生)。

今後は、さらに充実した医療機関とすることで、患者さんのよりよい人生への貢献を目指しています。

 

 

取材日:2013年6月19日

南越谷健身会クリニックの外観

医療法人健身会
南越谷健身会クリニック

〒343-0851
埼玉県越谷市七左町1-304-1
TEL:048-990-0777

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