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患者さんとご家族の身近な存在として地域に根ざし、
高い専門性と親身な認知症診療を提供
<東京都小金井市 医療法人社団一白会 菊地脳神経外科・整形外科>

菊地脳神経外科・整形外科 院長 菊地邦夫先生 菊地脳神経外科・整形外科
院長 菊地邦夫先生

菊地脳神経外科・整形外科は、東京都郊外の小金井市にて、地域に根ざしたかかりつけ医院として30年以上、診療を行ってきました。認知症に対しては、医療ニーズに対応し専門スタッフを配置したもの忘れ外来を開設し、検査から介護保険の申請、リハビリまでを丁寧にサポート。患者さんとご家族の身近な存在であり、住み慣れた地域で認知症診療が受けられる医療機関として大きな役割を担っています。

かかりつけ医の目線と専門性を兼ね備えた認知症診療

「専門は脳神経外科なのですが、頭の病気を中心にひざや腰の痛みまで、何でも幅広く診なければなりません。私は街の開業医ですから」

穏やかな表情でそう語る院長の菊地邦夫先生は、東京慈恵会医科大学を卒業後、同大学附属病院脳神経外科などを経て1981年に菊地脳神経外科・整形外科を開業。以来30年以上にわたり、地域住民にとって身近なお医者さんとして地域医療に貢献してきました。院内には最新鋭のマルチスライスCTなど専門検査機器を備え、通所・訪問リハビリテーション施設を併設し、診断・治療からリハビリケアまでを担ってきました。

地域の高齢化とともに認知症患者さんの受診も増えており、現在では小金井市認知症連絡協議会より認知症専門かかりつけ医療機関に位置づけられ、もの忘れ以来や、ケアマネジャーによる介護プラン相談等、さまざまなニーズに対応しています。

 

西洋医学・東洋医学、両方から患者さんを診る

菊地邦夫先生は脳神経外科を専門とする一方、中医学を学ぶため上海に留学した経験もあり、西洋医学・東洋医学、両方の視点で患者さんを診ています。

「西洋医学ではまず疾病のある部分を診ますが、東洋医学では全身の状態を診てアプローチします。認知症の診療においても、CTでの頭部検査と、栄養状態や精神状態などを含め患者さんの全体を診て、いかに進行を防ぐか、良い状態にもっていくかを考えて診療を行っています」(菊地邦夫先生)。

 

もの忘れ外来での診断・治療から介護につなぐ、多くの専門スタッフの連携で認知症に対応

同院の認知症診療の特長は、医師はもちろん言語聴覚士や理学療法士、併設する「リハビリケアプランきくち」のケアマネジャーらが密に連携していること。さらには最新鋭のマルチスライスCT検査による的確な診断と、介護保険についての説明までを初診の1日の間に行えることです。

もの忘れ外来 菊地令子先生 もの忘れ外来 菊地令子先生

以前は内科外来ですべての認知症患者さんを受け入れていましたが、待ち時間を少しでも減らし、患者さんやご家族の負担が少ない診療が必要と考え、現在では初診、再診1回目までの患者さんを対象に、隔週水曜日午前中にもの忘れ外来を行っています。もの忘れ外来では菊地邦夫先生の義理の娘にあたる菊地令子先生が診察を担当。菊地令子先生は、杏林大学の高齢医学教室で学び、高齢者診療に従事した経験から認知症を重要な課題としてとらえ、同院にもの忘れ外来を立ち上げました。

「診察ではまずCTによる画像診断と血液検査によって硬膜下血腫や脳腫瘍などの器質的疾患を除外します。院長は脳神経外科の専門医ですから、除外するだけではなく直ちにその疾病を診断し、治療方針を決められるのが、当院の大きな特長です」(菊地令子先生)。

 

ご家族とじっくり話し合い、ご意向に即した治療を

もの忘れ外来では、菊地令子先生の診察の前に、言語聴覚士が患者さんの機能評価をすることも同院のポイントの1つです。

言語聴覚士 江間智子さん 言語聴覚士 江間智子さん

「言語聴覚士はコミュニケーションのプロですから、患者さんが言えないこと、言い切れないことをできるだけ把握して、先生やスタッフに伝えることが重要な役割だと考えています」という言語聴覚士の江間智子さんは、「失語などのチェックはもちろん、患者さんのちょっとした仕草にも診察のヒントがある」と指摘します。

「先生の前ではきちんとしている患者さんでも、私たちの前では、ついポロっと......という場面が少なくありません。それを見逃さないよう、常に注意をしています」(江間さん)。

言語聴覚士の見解を参考にしながら菊地令子先生が診療方針を固めていきますが、その際に「できるだけご家族のご意向を聞くこと、合併症に丁寧に対応することに留意している」と菊地令子先生は言います。

「原則としてもの忘れ外来では午前中に3人のご予約しか受けません。それは約1時間をかけてご家族に症状を丁寧にご説明し、今後の治療について話し合うためです」

「高齢の方は、どうしても内科的疾患などを抱えている場合が多いです。私は内科医ですので、できることなら薬を含めて自分で診たいと思います。しかし、ずっと診ているかかりつけの先生がおられることもありますので、その先生と密に連携するようにしています」(菊地令子先生)。

 

通所・訪問でのリハビリテーションの提供

「通所・訪問リハビリテーションきくち」を併設し、通所と訪問でのリハビリを提供していることも、同院の特長。言語聴覚士の江間さんのほか、理学療法士4名が連携して利用者の対応にあたっています。

理学療法士による患者さんの歩行訓練 リハビリテーションきくちでの利用者さんと
スタッフの談笑の様子

理学療法士による患者さんの歩行訓練 理学療法士による患者さんの歩行訓練

脳血管性疾患、整形外科系疾患の機能回復・進行予防のためのリハビリに加え、毎日14時から行われるレクリエーションを楽しみに認知症の方も通われています。また認知症でない利用者さんでも、リハビリの利用中にもの忘れが見られた際には、同院を検査受診するケースもあるといいます。

「1人なら見落としても、複数のスタッフがいれば誰かが気づきます。大事なのは施設全体で利用者さんを見ること。私も月に2回は必ず利用者さんの現状についてスタッフから報告を受けています」(菊地邦夫先生)。

利用者さんと主治医である菊地邦夫先生の信頼関係は強く、ときおり施設の方に先生が顔を見せると利用者さんは安心した表情でリハビリに励まれています。

江間さんは、訪問リハビリで認知症の方のご自宅を訪問することもあり、その場合は「ご本人のリハビリのみならずご家族のサポートの意味合いも大きい」と感じています。「例えばご夫婦お二人の家庭でご主人が認知症の場合、奥さんはゆっくりお買い物にも行けずストレスがたまっています。週に1度でも私が話し相手になることで心を休めていただければと思っています」(江間さん)。

 

高齢者は公的なサービスを積極的に利用すべき

これからの認知症診療を展望するとき、菊地邦夫先生、菊地令子先生ともに「地域ぐるみで患者さんとご家族をケアする仕組みづくりが必要」だと指摘します。

「大事なのは早期発見、早期診療です。そのためには行政と医療従事者の連携をもっと強化して、潜在的な患者さんが相談できる地域の窓口をより広くしなければなりません。もう1点重要なのはクリニック同士の連携です。例えば、全身をかかりつけの内科の先生が診て、定期的に当院で認知症の検査をしてもいいでしょう。また、薬をきちんと飲めていない高齢の患者さんが多いので、かかりつけの先生と連携して減らせる薬は減らし、患者さんにあった医療を提供していきたいと思っています」(菊地令子先生)。

菊地邦夫先生はこれまで30年にわたって地域医療に貢献し、地域のケアマネジャーさんへの認知症勉強会等も行ってきました。その経験も踏まえ、「高齢者はもっと社会資本を活用してほしい」と訴えます。

「ひと昔前にくらべれば、患者さんを支える仕組みはかなり整ってきました。高齢の方は介護保険制度を利用し、必要なサービスを積極的に利用すべきです。認知症の予防の面からは、じっと家に閉じこもっていないで、老人会やデイサービス・デイケアに出向いてほしいと思います。生活に活気が生まれるし、いろんな情報に触れられます。また、施設の方は、利用者さんがちょっとおかしいなと思ったら、すぐに私たちに連絡してほしいですね」(菊地邦夫先生)。

 

医療・介護機関が連携して患者さんを支える仕組みを

近年では病診連携も進み、約2年前、小金井市では隣接する武蔵野市・三鷹市と連携して認知症連絡協議会が立ち上げられました。

三鷹市にある杏林大学医学部付属病院もの忘れセンターがその中心で、菊地脳神経外科・整形外科もその一員になっています。

「大学病院に患者さんが集中しがちで、かかりつけ医の先生が患者さんを紹介しようとしてもなかなか受診できない状況ですので、それを当院のような専門のクリニックで引き受ける仕組みづくりをしているところです」(菊地令子先生)。

菊地脳神経外科・整形外科のみなさん 菊地脳神経外科・整形外科のみなさん

「内科のかかりつけの先生や地域包括支援センターからの紹介で来られた患者さんを当院で検査し、お返しするのが基本。高齢者だけの世帯や独居老人が増えるなか、医療・介護機関がそれぞれできることを持ち寄って患者さんを支える仕組みが、今後ますます重要になると思います」(菊地邦夫先生)。

菊地脳神経外科・整形外科では、認知症に対する医療ニーズが高まる中で、より多くの方が住み慣れた街の通い慣れた病院で認知症診療が受けられるように、日々取り組んでいます。

 

 

取材日:2013年12月17日

菊地脳神経外科・整形外科の外観

医療法人一白会
菊地脳神経外科・整形外科

〒184-0011
東京都小金井市東町3-12-11
TEL:0422-31-1220

施設のホームページへ

 

通所・訪問リハビリテーションきくちの外観

通所・訪問リハビリテーションきくち

〒184-0011
東京都小金井市東町3-12-11
TEL:0422-31-3600

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