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“老年内科”を標榜し、専門性の高い認知症治療を提供
<東京都練馬区 きくかわクリニック 内科・老年内科 >

院長 菊川昌幸先生 院長 菊川昌幸先生

きくかわクリニック内科・老年内科は、高齢者の健康を全人的に捉えて内科全般の治療を行う“老年内科”を標榜し、認知症治療にも積極的に取り組んでいます。院長の菊川昌幸先生は、大学病院時代に培った経験と医療技術で、高齢化が進む地域のニーズに応えた医療を提供しています。

“全人的な治療”で高齢者の健康を守る

明るい受付 明るい受付

光が丘駅直結という好立地にあるきくかわクリニックは、一般内科のほか老年内科を標榜し、高齢者の治療やケアに特に力を入れています。院長の菊川昌幸先生は、老年医学分野で歴史のある東京医科大学病院の老年病科(現・高齢診療科)で高齢者の診療にあたってきました。患者さんを身体面だけでなく、心理や生活機能、社会環境面など総合的に診ることに関心を抱き老年内科医となった菊川先生は、今後さらにニーズが高まる高齢者医療、中でも認知症治療に尽力すべく、2012年に同クリニックを開業しました。

子どもには小児科があるように、高齢者に即した内科全般の治療を行うのが老年内科です。いくつもの病気を抱えていることが多く、薬の副作用もあらわれやすい高齢患者さんについて、菊川先生は「病気だけ診ていても良くはならない」と語り、病気を含め患者さんを総合的に診る“全人的な治療”を目指しています。

同クリニックのある練馬区光が丘は、1980年代に整備された光が丘パークタウン(光が丘団地)が面積の多くを占め、住民の高齢化が進んでいます。現在、認知症高齢者が全国で450万人を超えているという現実を受け、菊川先生は、日本認知症学会が認定する専門医として専門的な治療を行うべく、もの忘れ外来を開設。気軽に受診できる地域のクリニックでありながら、大学病院のような質の高い医療を提供しています。

 

確実な診断と診診連携の確立を目指して

菊川先生は、認知症治療では正確な診断が大切だと考えています。初診時には、MMSE(認知機能検査)、ベントン視覚記銘検査、うつ病の評価スケールを用いた検査のほか、基幹病院と連携してCT、MRI、SPECTなどの画像検査を実施しています。進行が早く診断・治療開始を急ぐ必要のある患者さんについては、病院に連絡して早めの検査をお願いしています。

もの忘れ外来は予約制で診察していますが、一般外来でも受診を受け付けています。患者さんやご家族の不安や苦労をなるべく早く取り除きたいとの思いがあるからです。

「当院のスタッフは、認知症患者さんや車椅子の患者さんへの対応に慣れています。スムーズに声かけをしたり、ご案内したりできますから、一般外来の枠でも安心して受診していただけます」。

練馬区は認知症を診療できる施設や医師が少なく、専門医である菊川先生の元には、鑑別診断や治療へのアドバイスを求めてほかの診療所から紹介されてくる患者さんも大勢訪れます。菊川先生は、かかりつけ医と連携し最適な治療を行っていきます。

「認知症患者さんは増え続けており、神経内科や老年内科、精神科の医師だけで診察していくのは難しくなってきています。今後は診診連携を確立し、一般内科の先生方にも診療をお願いして、地域全体で認知症患者さんを支えていきたいと考えています」。

 

生活環境まで把握して、生活習慣病などにも対応

「家族構成はどうなっていて、どのような環境で生活しているか、食事はちゃんととれているのか、場合によっては経済的なことなど生活背景まで把握しなければ、効果的な治療にはならないと考えています」と語る菊川先生は、患者さんの生活全般を把握したうえで治療方針を決めています。例えば、配偶者も認知症であるとか、一人暮らしであるといった理由から薬の管理ができない場合と、ご家族が管理可能な場合では、適した服用回数も異なるからです。

認知症悪化のリスクを高める生活習慣病も併せて治療していきますが、複数の疾患を持つことが多い高齢者は服用する薬も多く、副作用のリスクが高まり、服用方法も煩雑になって飲み切れない場合もあります。

「病気ごとに違う医療機関に通院していた患者さんが、当クリニックで薬を整理した結果、薬の種類と服用回数が減り、アドヒアランスが向上して症状が改善することもあります。ひとつの医療機関で全人的に患者さんを捉えることは、治療選択の重要なポイントだと実感しています」。

 

“介護者ノート”を活用し、家族の思いを受け止める

菊川先生は、治療をする以上その効果も重視しています。認知症に使用する薬剤は患者さんの症状によって使い分け、半年継続して効果が見られない場合は、ほかの薬に替えていきます。

「長年同じ薬を継続され、怒りっぽくなり、食欲が低下し、デイサービスにも行かない状態だった患者さんが、当クリニックを受診され、薬を変更したところ、怒鳴らなくなって食事もとるようになりました。『どの薬でも同じ』という考えでは、症状の改善は期待できないと思います」。

ご家族には“介護者ノート”を手渡して、症状に困ったことがあれば記入してもらっています。それを診察前に菊川先生が目を通して、限られた診察時間でも患者さんやご家族の状況を把握するようにしています。

菊川先生は、患者さんが望まれない場合、脳トレなどの非薬物療法はストレスにもなりかねないと指摘します。

「ご本人が楽しく取り組めるならお勧めしますが、ドリルの計算が解けなくてご家族に怒られ、元気がなくなるようであれば、逆効果ではないでしょうか。それよりも散歩する、デイサービスへ行くなど、ご本人が楽しめることをするほうがいいと考えます」。

デイサービスを楽しく利用している人は、単に利用しているだけの人に比べ、明らかに認知機能低下の進行が遅いという調査結果もあります。

また、要介護認定の申請を勧めるなど福祉面のアドバイスも行う菊川先生は、治療を継続するための方法や、介護サービスについてケアマネジャーと話し合うことも大切にしています。また、何か問題が生じたときは地域包括支援センターなど行政とも連携します。

 

身近なクリニックとして早期受診の実現にまい進

現在、東京医科大学病院高齢診療科の兼任講師も務めている菊川先生。多忙を極める中でも、行政からの依頼を受け、地域包括支援センターでケアマネジャーや民生委員向けに講演を行うなど、医療・福祉従事者への啓発活動にも力を注いでいます。

また、認知症治療の早期発見・早期治療につなげるため、地域住民への啓発活動にも積極的に取り組みたいと考えています。

「大学病院や認知症疾患センターを受診するとなるとハードルが高くなりますが、うちのようなクリニックであれば、ご家族も『健診に行きましょう』『飲んでいる薬が多いから、一度先生にチェックしてもらいましょう』と声をかけることができ、認知症患者さんの受診につなげやすいのではないでしょうか。大学病院と異なり、いつも同じ医師が診察するのもメリットだと思っています」。

地域の人にとって身近なクリニックでありながら、専門性の高い医療を提供する同クリニックは、高齢化が進む地域には欠かせない存在です。将来的には在宅医療にも取り組み、専門医としての役割を果たしていきたいと菊川先生は意欲を見せています。

 

 

取材日:2014年10月4日

きくかわクリニックの外観

きくかわクリニック 内科・老年内科

〒179-0072
東京都練馬区光が丘3-9-2
光が丘IMAクリニックモール内
TEL:03-6909-8528

施設のホームページへ

 

きくかわクリニックの外観2"

 

 

 

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