審査委員

片岡 鶴太郎(ゲスト審査員)
俳優・画家
松谷 昌順
京都精華大学名誉教授(前デザイン学部長)
NPO障碍(しょうがい)者芸術推進研究機構 顧問
菅原 弘子
全国キャラバン・メイト連絡協議会 事務局長
相良 暁
小野薬品工業株式会社 代表取締役社長
藤吉 信治
小野薬品工業株式会社 監査役(常勤)(当時:取締役 常務執行役員)

作品に関わった方々の楽しさ、一生懸命さ、その心に触れられることに感謝。次回の開催がますます楽しみに。

俳優・画家 片岡 鶴太郎

先の7月の審査会に続いての今回。応募作品も飛躍的に増えているとスタッフの方からお聞きしており、作品が届きますことを私自身、とても楽しみにしておりました。
さっそく感想でございますが、前回にも増して「作品のクオリティ・レベルが高い!」ことにとても驚いております。
その中から受賞作を選ぶ…。
これは前回に続き、たいへん厳しい作業でした。すべての作品には皆様の心がつまっており、まさに甲乙つけ難いものばかりであったことをお伝えしなければなりません。次回、1月の応募作品を拝見することが、ますます楽しみとなってまいりました。
今回も素晴らしい作品を拝見することができ、たいへん光栄です。 誠にありがとうございました。

京都精華大学名誉教授(前デザイン学部長)・NPO障碍(しょうがい)者芸術推進研究機構 顧問 松谷 昌順

作品を創る喜びによって認知症の進行が少しでも抑制されることを願う。

京都精華大学名誉教授(前デザイン学部長)・NPO障碍(しょうがい)者芸術推進研究機構 顧問 松谷 昌順

今回は、前回より応募作品が多く、より個性的な作品が増えている傾向です。高齢により認知症をもっておられても、やはり人生の重みや情念が自然とにじみ出てくるものだとつくづく考えさせられ、優劣つけがたいことで、審査のたびに悩むのが正直なところです。
どの作品もその方の貴重な人生の証し、ただ、美術作品を創る喜びによって認知症が少しでも抑制されることを願うばかりです。
いつもながら、お世話をされるご家族、施設のスタッフの方々の日夜にわたる工夫と実践の積み重ねの成果が光っていました。

全国キャラバン・メイト連絡協議会 事務局長 菅原 弘子

作品から放たれる命の輝きを感じ、あらためて感じた私たち現代人の立ち位置。

全国キャラバン・メイト連絡協議会 事務局長 菅原 弘子

お一人で無心に描かれたであろう作品。仲間やスタッフと共に楽しみながら取り組んだ作品。どれも命の輝きを放っています。
色彩や構図の良し悪しを越えて、余分なものが削ぎ落とされ、何ものにもとらわれることなく自由に表現された作品は、人間バンザイの作品ともいえます。認知症の行動・心理症状は、私たち現代人がストレッサーとなって作られるのではないかとあらためて考えさせられる力が応募作品にはあります。

この作品展が認知症の患者さんたちの豊かな生活の励みになることを望んで。

小野薬品工業株式会社 代表取締役社長 相良 暁

今回の応募作品もレベルが高く芸術性に富んで素晴らしく、驚きの連続でした。添えられたコメントや施設のエピソードも興味深く拝見させていただきました。認知症の患者さんが施設スタッフの皆さんと相談や協力をしながら、ご苦労の中にもにぎやかに、和気あいあいと作品を作り上げられていく過程が目に浮かぶ作品ばかりでした。
また、細かい作業でコツコツと作り上げられたのだと感じる作品も多く、感銘を受けました。 今後もこの作品展が認知症の患者さんたちの豊かな生活の励みになるように、発展していくことを望んでおります。

小野薬品工業株式会社 取締役 常務執行役員 藤吉 信治

周囲の方々と協力し合いながら、前向きに楽しく取り組まれた素晴らしい作品を、今後も見たい。

小野薬品工業株式会社 監査役(常勤)(当時:取締役 常務執行役員) 藤吉 信治

第1回ふれあいつながる作品展も素晴らしい作品を鑑賞させていただきました。
今回も76施設から248作品とさらに多くの作品の応募がありました。いずれの作品も患者の方々が一生懸命に創作されている姿が目に浮かび、特別賞の候補作品を選ぶのに大変悩みました。病気にくじけることなく、ご自分の趣味をいかし、また周囲の方々と協力し合いながら、前向きに楽しく取り組まれた素晴らしい作品を、数多く見せていただきました。