やったで賞

母こそは命の泉

医療法人大誠会 内田病院 介護老人保健施設 大誠苑
八木妙子さん

群馬県沼田市久屋原町345-1

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作者は、母のことを思い浮かべながら描いたと言うことですが、この絵を見た人は、自分が子供で、描かれた母は自分自身の母のことのように思うでしょう。つまり、この絵に自分が投影されることでしょう。また、時間が過ぎ自分が母になったときは、立場が替わり今度は母が自分に見えるかもしれません。子供の顔が中性的で、母の顔が見えないのも味噌ですね。時によっては自分が子供に見え、時によっては自分が母親に見える、主人公が入れ替わる不思議な作品です。
生まれて、最初に認識される顔は母です。母こそが原点であり、つながりの命です。物忘れはしても、感情は残ります。最後まで残るのは母との絆なのでしょうか。母の思い、子供への思いを、見るたびに再確認させてくれます。
「母こそは命」、外来待合室に飾っておきたい、皆様に見ていただきたい作品です。また、絵そのものが、見る人に何かを考えさせてくれる「無言のカウンセラー」のようにも見えてきました。

医師・敦賀温泉病院 理事長 院長 玉井 顯

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